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TIMEのムスリム関連投稿は何故炎上した??

みなさん。
こんにちわ。

先日、TIMEより投稿されたコンテンツがかなりある特定の人たちから批判を受けています。

コンテンツの内容は、イスラム女性のファッションシンボルでもある「ヒジャブ」に関する内容で、

ビーチでヒジャブを高々と脱ぎ捨てる女性(恐らく、いや確実にイスラム教ではないだろう)のイメージと、夏には苦痛だよね的なテキストのコンテンツだったわけです。
何が問題なのでしょうか?
夏用の素材もあるわ!!っと知ったかぶりをした内容のコンテンツに怒りを覚えたのでしょうか?

そういう意見の人もいるかもしれませんが、

それでは、第二、第三の炎上リスクはまだ存在します。

今、ムスリムヤウス、ニューエイジといった新しい価値観や嗜好を持ったムスリムが新たなグループとして注目されています。

グローバリゼーション、テックサヴィー(技術進化に興味が強い)、ブランド好き(まだ他にも特徴は存在しますが、、、)に加え、女性の社会進出といった動きもあります。

変わってはきています。インターネット、ソーシャルメディア、留学での異文化交流、こんな時代に新たな意識や志向が生まれても不思議ではないでしょう。

しかし、誤解してはならないのが、そのような変化=イスラムの否定などという考えがあってはなりません。

彼らは、イスラム教徒であることを、個の絶対的なルーツとし尊重し、誇りを持っています。

イスラムの否定『今回であればヒジャブの否定」は、個の根本を否定するのと同じなわけです。

TIMEサイドとしては、そのような深い意味はなかったのかもしれませんが、

コンテンツを投じる場合、読んでほしい人たちを意識し、タイトルをつけ、コンテンツ内容を決め、ハッシュタグをつけるなりします。

コンテンツ生成における「誰が読むのか」にもっ思慮深い考察が必要だったと言わざるを得ません。

Twitter上では、#HijabIsAPainInTheSummer のハッシュタグで、購読を止める、失望したなどのリツイートが流れています。

コミュニケーションとは、誰のためにから始まります。彼らを理解し尊重すること、本当に基本的なことかもしれませんが改めて大切なことだと思いました。

もし、これから、ムスリムの方とコミュニケーションを行いたい、
それがどんな商品であれサービスであれしっかり彼らを理解することから始めましょう。
ご相談はいつでも応けいたします。

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