イスラム消費者(ムスリム)市場への注目が集まっています。
この高まる、集まる注目の要因はやはり「人口」です。
オススメは、「MENA」よ呼ばれる、北アフリカそして中東国で構成される地域です。
今回注目いただきたいのが、それらの国の「人口ピラミッド」です。
http://edition.cnn.com/SPECIALS/2009/generation.islam/map/
一目でわかるように、そう、若年層イスラム消費者(ムスリムヤウス)の
人口が多いということです。(目算ですが、平均40%〜50%です)。
注目されるムスリム国(インドネシア・マレーシア)よりも
若年層人口は圧倒的に多いのです。
しかし、総人口ベースで考えれば、東南アジアです。
考えないといけないのは、高止まりする国産ハラール商品の価格です。
はっきり申し上げて高い。高い=売れないは古い考えで、思考停止にも
近い考えだと思わないといけないのですが、
ここに輸出時の関税が加わり、現地流通時にはもっと高くなるわけです。
そんあハイプライスの商品を購入する「イスラム消費者」が東南アジアに
どんだけいるの?って話で、
単純に富裕層人口(日本と同等のGDP水準)とイスラム人口比率で計算し
ても中東地域のほうがマーケットは大きいんです。
マーケットの持続的な成長には、経済成長もそうですが、
人、人口の増加、特に年齢グループでは若年層が多いとい
うことが重要です。
ムスリム人口比率も90%を越え、しかもムスリムヤウス(若年層ムスリム)が成長している。
日本の高品質・高価格のハラール製品のターゲットとしては整合性が高いのではないでしょうか?
これらの地域への進出拠点とし、ドバイが有力地とされていますが、
東南アジアのように輸出規制が厳しくはなく、他国のハラール認証
に関しても東南アジアに比べ寛容です。
ドバイからGCC、そして中長期的にその他のMENAヘの進出を、他の
企業にさきがけ実行するのも面白いかもしれません。
弊社も、上記の進出計画を描き、現地の食品卸企業と提携し、
日本のハラール製品メーカー様と共同で進出するモデルを構築
しております。
興味が有る方は、お気軽にご相談ください。