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中東・アラブ諸国の消費者の購買行動を押さえる。

こんにちわ。

先日、とあるテレビ番組で、カタールの特集をやってまして
食い入るように見ていた自分ですが、改めて驚いたのはやっぱり
資源価格の安さですよね。

現地は、家庭で使う燃料(ガス)をタンクで買い入れる習慣
があるんですが、本当にやすい!!自分の家の月のガス・光熱費
みたら多分ぶったまげるんじゃないかいうくらい安いんですよね。

うらやましい、、、、。

とこれで現地、周辺アラブ諸国の人たちってどんな価値観があって、
どんな購買行動をとったりするのか、、、ふと気になったので、
紹介しちゃいます。

まあ、始めに、アラブ諸国の人たちって、結構特別な、エクスクルーシブな
扱い、他の国の人たちとは違った扱いが好きだったりするんですよね。
まあ、これはハラールという特殊な要素がある方々なので、そうせざるを得ない
感じもします。

ただ、彼らってとっても、ブランド大好きなグループなんです。

特殊な機能、原材料がどうとかよりも、そのブランドを購買すること、身につけるこがステータスになるってことがかなり重要だったりします。

まあ、しばらく、アラブ諸国は、中国製やた近隣諸国の安くて、そんなに品質の高くないプロダクトに囲まれてきたわけで、今ブランドものを好んで購買するといった流れはかなり自然なことですよね。

レバノンの女性が、高級な洋服を購入する。
意味も無く、携帯を何度も買い替える。
金でできた車を見せつけるために購入する。

これらは、ブランド好きなアラブ諸国の購買行動を反映するものですよね。

ただ、ここで、一つ疑問になるのが、何がそのブランドの価値を作り、アラブ市場でブランドが浸透していくかってことですよね。

そう、それが、アラブ諸国の消費者の購買行動の背景にある大きな特徴

「知人のレビュー、経験談」を重んじる
という価値観なんですよ。

SNSが発展、浸透しているアラブ諸国では、よりいっそうレビューマネジメント、
購買行動プロセスの中での効果的なレビューの組み込み、バズを生み出すしかけとかが威力を発揮しそうな市場です。

確かいに、自分自身が購入したものが、ハラールかそうでないかとか、尊重するイスラム教の教えに背いていないかとか、常に購買行動にそういったリスクが存在するマーケットだからこそのの購買行動、それを形成する価値観なのかもしれません。

こういった消費者の価値観、購買行動の傾向を理解し、自社のブランドに適した
戦略を講じることが大切です。

現地市場では新興ブランドかそうでないかで、マーケティングの計画は大きく変わります。多くの日本ブランドは、アラブ諸国の市場では新興でほとんど知られていないものばかりでしょう。

そのような日本の企業、ブランドにとって何かお役に立てる記事になることを願います。

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