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ラマダンシーズンの広告活動実態まとめ

みなさん、

ムスリムライフスタイルマーケターの
竹村です。

とうとう、先日、ムスリムの方々にとっての一大イベント「ラマダン」が終了しましたね。

そう、あの一ヶ月間に及ぶ断食が実行されるあのイベントです。

結構、断食ときくとすごいネガティブなイメージを持たれる方も多いとは思いますが、彼らにとってこのイベントは、そういう位置づけものではなくすごーいポジティブなイベントなわけです。

まあ、ラマダンについてはこの辺りにしといて、

気になるのは、このラマダン中のムスリムの消費活動に何か特別な変化が起こったりするのかってとこなんですが、

これも次の機会にお話します。

結論から言えば、食品、ジュエリー、ファッション、家電製品など様々なコンシューマー向け製品の市場が活性化します。

となると、企業はこの行動をもっと自社の製品に向けてほしいといろいろと広告プロモーションを展開し始めるわけです。

まあ、広告スペースは値上がりします。だってこぞって企業が広告を打ちたがるのがこのシーズンなわけですから。事実、ラマダンが行われる中東マーケットにおける投下広告費は平均で20%、この期間中増加するという調査結果もありますから。

ただ、一方で、B2B向けの製品やサービスを販売する企業の広告活動はこの期間中は沈みがちです。

これは、ラマダンが持つ習慣の一つ、企業の営業時間圧縮、労働時間の短縮、企業全体の生産性の低下など、まあ、一言で言えば、やる気がなくなっちゃてるわけですよ。

そんな時に、企業向けIT関連サービスや製品の営業をされても、聞く耳、注意を払うようなそんあ状態じゃあないですね。夏休み中に、いきなし営業されるようなもんですから。

と、B2C、B2Bのマーケットごとに、ラマダンという特別なシーズンにおける
企業の広告活動の変化を簡単にまとめさせていただきました。

次は、このラマダン期間中における各製品市場別の、ムスリムの消費活動、行動の変化をみていこうと思います。

お楽しみに。

それでは、失礼いたします。

ご質問はいつでも大歓迎です。是非こちらよりご連絡ください。

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