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エゾシカのハラール対応可による有効活用は??

先日、ノルウェーでの「トナカイ」の肉の製造・加工・輸出をハラール対応化させる
という記事を拝見しました。

海外では、トナカイなどの肉は、一般的に高級肉として取り扱われ、市場を確立
しています。

日本には、トナカイは存在しているのか?と考えたところ、北海道の「エゾシカ」に
辿りついた訳で、

実際に有効活用の一環として「食肉」としても魅力を伝える活動も行われてるみたいです。

しかし、写真を見て分かる通り、エゾシカによる農林被害額(2009-2011)ですが、右肩
上がりで上昇し、大部分を占めるのは、農業被害です。農業被害の比率は数ポイント減少
してますが、全体の被害額自体は上昇してます。

何故、被害額が上昇するのか?
エゾシカの個体数が増えるから?
何故増える?
日本国内のシカ肉価値の低下?低下による狩猟件数の減少?取り組み機関、団体の減少?

考えられるのは、エゾシカの有効活用用途の多様性なき結果として市場価値の低下
による個体数削減スピードがなかなか上がらないのではと考えて、

そこで、ノルウェーのように、ハラール対応可、つまり新たな有効活用の用途を見いだすこと
が大切であり、それが、ハラールのような大きな市場であれば、上記に考える問題
スパイラルは解消できるのでは?

と考えます。

エゾシカウォッチング、エゾシカ料理、これも大きな観光資産ポテンシャルも
期待でき、アウトバウンド、インバウンド共に、潜在性の高いものではないかと
考える。

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