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ムスリム学生への「食のおもてなし」活発化。その背景は?

最近、

少子高齢化というどうしようも無い現実に立ち向かう
ための、外国人学生や留学生の獲得競争が激しくなって
きています。

教育カリキュラムの差別化や大学生活インフラの充実
など海外からの学生誘致にはいろいろと考えるポイント
がありそうです。

まず、教育カリキュラムや教育の質といったブランドを
高めることは、ICTの進化でいろいろと出来ることが
大学の知名度やブランドに関係なく出来るようになった。

つまり、今は、差別化しようとすれば出来る。どこの大学
も提供していないような画期的なコンセプトのもと、いい
教育コンテンツを確立し提供できる時代です。

=競争は激しいということで。

それ以外のことにどれだけフォーカスし、トータルで質を高め、海外
大学生の興味を引きつけることができるかも重要なわけです。

その一つが「食」なんだと最近感じています。

関西の大学が初めた。学生の学内の食生活を数値化し、適切なアドバイス
を栄養摂取状況から鑑みて提供する。また、日々子供が心配な家族へその
情報を提供するといった試みがありました。

そのような食で差別化しアピールする動きの中で、

今、「ムスリム学生」の学内食生活環境の整備が進んでいます。

神田外国語大学でのハラール食メニューの提供を始めとした
ムスリムフレンドリー化への取り組みそうですが。

世界人口成長率を大きく上回る成長率を持つ「ムスリム人口」、
彼らへの大学としてのトータルな質を高めることは、今後の競争
においてとても重要な意味を持っていると考えます。

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