こんにちわ。
暑いです。
こんなにも、急に暑くなるとって感じで、全く
もって現在の気温への耐性がない状態でへばって
おります。
暑い暑い中で、成田空港では6月よりハラール対応レストランをオープンし、
某大学では、初めて(??)ハラールうどん、そばの試食会を開催するとか
国内各地でハラール対応が活発化しハラールビジネスサミットまで開催され
るくらいこっちも熱くなっるなと。
一方で、世界のイスラムマーケットに目を向けるともっと熱くなっちゃってる
国が、、、、、
イギリスです。
ムスリム人口比率が5%程度のこのマーケットで何が熱くなってるかというと
ハラールメニューを提供する飲食店のある行為によって起こった炎上です。
事件の内容は、
ハラールではないのに、ハラールと偽りサービスを提供したっていう
この市場に参入した飲食店として誰もが想像するリスク
ではなく、
ハラールのものを使用していることを、ハラールと伝えずにメニューを
開発・提供していたことが問題の引き金だったんです。
しかも、その火元は「ムスリム」ではなく、「ノンムスリム」。
英国の有名大学や外資飲食企業の現地支店が、
ハラールのお肉をハラールと表示せずに一般の消費者にも提供してしまった
ということです。
これは、私も想定というか考えもしなかったリスクです。
ハラールとされるものは、人々にとって有害となる様々なリスクを取り払ったもの
であるはずなので一般の人が食べても害ではありません。
ここまでの炎上になったのは、いち食をサービスとして提供する企業として、団体
としての説明責任を果たしていないという倫理的な部分が問題になっている可能性
そして、
ヨーロッパでは何度か問題視された、ハラールのルールにのっとった鶏や牛の屠殺
方法の非人道性から、それを食したくないと思う気持ちからの人道的見地からの可能性
はたまた
イスラムを否定する消費者の宗教批判的な部分からなのか
その真意は、実際に非難した人たちに伺わないと分からない部分ではありますが、
このようなリスクも潜在するということは大いに勉強になりました。
皆様も、これからハラールのメニューを提供する、もう提供されているということでしたら、
このリスクが実際のならないためにも今一度リスク管理を検討されてもいいかもしれません。